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新月伐採木の魅力

伐り旬、それは冬

樹木には、伐採に最も適した「伐り旬」と呼ばれる時期があります。
春や夏、樹木は盛んに光合成を行い、大地から養分を吸い上げます。
そして樹木が一年の成長を終え、含水率が減少する 冬の時期 (10月中旬~1月下旬)、
それが良質の木材を生み出す「伐り旬」です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

新月伐採木

『木とつきあう智恵』地湧社刊。
『木とつきあう智恵』地湧社刊。オーストリア人のエルヴィン・トーマ氏が冬の新月に伐採した木は良質だと確信するに至ったストーリーがドイツではベストセラーに…

伐り旬である冬の期間の中でも、特に質が高い木材となるのは、
新月に近づいた頃に伐った樹。
それは「新月伐採木(SLOW WOOD)」と呼ばれ、
腐りにくく、曲がりにくく、丈夫で割れにくいことが、
口伝により日本でもごく一部の地域で伝承されてきました。

 楽器製作の世界などでは、新月伐採木の質の良さは常識となっています。
 

アシストでも、地元山梨県北杜市大泉町産の木で伐採後の経過観察を行っており、
新月伐採と満月伐採の木では軽さが明らかに異なることがわかっています。

*アシストは、冬の新月期に伐採した木に着目しその性質の科学的分析と普及に努める「天竜T.S.匠の会」のメンバーとしてその活動に参加しています。
 また、木とのつき合い方を林業や建築業関係者だけでなく一般の人と分かち合おうとする「木暮人倶楽部」の理事としても活動中です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

葉枯らし乾燥
(天然乾燥)

 
 

新月伐採された木は、山で葉をつけたままその葉が枯れるまで、時間をかけて
天然乾燥(葉枯らし)させるのが一番です。
なぜなら、葉からの蒸散作用により、その木の体内に残された水分と養分が
ゆっくりと消費されることで、虫がつきにくく、カビが出にくく、割れ難い、
色艶のある良質の木に変わっていくためです。
また、この方法では人工乾燥する際に排出されるCO2を大幅に削減することができます。

 
 
 
 
 
 
 
 

木材の履歴保証 「出荷証明書」

木材の履歴保証…「出荷証明書」の発行

食品の世界では当たり前になっている生産地、生産者表示。
これを木材にも適用するべきだと考え、木材の「出荷証明書」を作成しています。
新月伐採の木の伐採時には、木が立っていた場所、標高、枝葉や幹の状態、湿度、気温、
伐採日時、関係者名等のデータをハンディコンピューターで記録。
木材としてカットされてからもその記録が分かるようバーコードにて管理しています